FOREIGNER’S RESIDENTIAL AREA

東京でも、新大久保【韓国】や神楽坂【フランス】、西葛西【インド】など、

ある土地にコミュニティが生まれ、歴史的な背景からその国の人々が集住化した場所も少なくないが、

多くの移民集まるNYでも外国人街と言われる場所がたくさん存在している。

今回は外国人が多く移住した3つのタウンを紹介。

 

Chinatown

NYではいくつかチャイナタウンが存在し、

ローカルな雰囲気のあるブルックリンやクイーンズなどにに比べ、

マンハッタンが最大の中華街で、キャナルストリート駅からほど近く、

ここは、地元の人はもちろんのとこ、観光地化しているエリア。

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1467248220483太平洋戦争によって、中国人排斥法:Chinese Exclusion Actを撤廃され、

市民権を得た中国系移民が移り住み、西半球で最多の中国系移民の人口を占める。

その多くが福建省からの移民。

 

早口の広東語と英語とが飛び交う活気のある雰囲気、乾物や香辛料からなる独特な匂い、

1つ角を曲がっただけで、NYの街並みから一変、

極彩色の看板や漢字が溢れ、異国情緒あふれる、なんとも不思議な感覚である。

1467248215064年々拡大をしていて、隣接するリトルイタリーやロウアーイーストサイドまで広がり、

それを南北にのびるストリートは、中華料理の小さなレストランや、

カフェやギャラリーなど、新旧の街並みが楽しめ、

19Cに移住してきたユダヤ系移民が建てたシナゴーグ(ユダヤ教会堂)も、

The Museum at Eldridge streetの美術館で見ることが出来る。

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Littele Italy

北米最古のチーズ屋さんや、ジェラート、

映画『ゴッド・ファーザー』にも出てくるシチリア地方のお菓子・カンノーリなどが売られ、

オープンになったレストランやカフェなどでくつろぐ人など、

ヨーロッパの街並みや雰囲気を感じることのできるマルベリーStに沿った狭いエリア。

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1965年移民制限が撤廃になったことで、中国系移民がこの地区へ多く住み着き、エリアが押され気味ではあるが、

イタリア南部からの人々のコミュニティが存在し、少数ではあるが、結束が強いのが特徴。

キリスト教信者も多いイタリア人は、十字架をモチーフにした雑貨やアクセサリーのお店も多く、

クリスマスシーズンも街中にはイルミネーションで盛り上がっている。

街角アートも多く、The Little Italy Street Art Project としてユニークなアートが点在する。

 

リトルイタリーでは毎年秋に、ナポリから移住した人々が地元の文化を継承するためにスタートした

サン・ジェナーロ祭りを開催し、マーチングバンドやおみこし、屋台などがストリートを埋め尽くし、盛大にお祝いをする。

4c6774beffe40a5f2b5cdf084ba211dcリトルイタリーの北側にあるNolita(ノースオブリトルイタリー)は、

チャイナタウンが近いこともあり、イタリアとアジアが共存した独特なエリアで、

ベトナム料理などのお店も多い。

 

 

Little Odessa / Brighton Beach

ブルックリンの南端。通称オデッサはウクライナ最大の港湾都市から由来。

ウクライナ人、ロシア人、ベラルーシなど旧ソ連諸国からの移民で、

住宅はソビエト時代に建てられた団地で生活をし、

移民たちはロシア料理のお店や学校を開業して生活をしたそう。

地下鉄高架下には鮮魚やデリなどの量り売りのお店が多く、看板はキリル文字で溢れている。

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1995年には『リトル・オデッサ』というこの地区が舞台になった映画も公開されている。

夏には、ブライトンビーチにて海水浴や日向ぼっこをしている人が多く、ロシア系のくつろぎの場となっている。

この先には、コニーアイランドもあるので、ビーチを楽しんだあとは、

ロシアの文化に是非触れてみるのもおすすめ。

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NYは、地区ごとにその世界観があり、アメリカやニューヨークの雰囲気だけでなく、

異国のローカルな部分が味わえる場所が多く、

様々な文化や価値観を共有できる人々が共存する都市である。