NYC COLUMN #1 / SKATE PARK

今月から定期的に、NY在住のフォトグラファーである豊 由里絵さんの視点で、

NYの日常やカルチャーを、皆様にお届け致します。

やっと暖かく、春めいてきたNYではこの時期、スケートパークが盛り上がっているみたいです。

実は、JETNEWYORKの、2016SS・LOOKBOOKも、スケートパークで撮影をしました。

まだ冬の寒い時期でしたが、暖かな日差しが集まり、気持ちよく撮影が出来ました。

今回は、NYカルチャーが多く詰まったスケートパークのリアルな日常をお伝え致します。

 

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『NYのスケート少年たち』

いろいろが詰まったNY。

世界中から人々が集まっているこの地で学ぶ事は、計り知れません。

異文化の人々が集まるNYですが、手っ取り早く伝えるのであれば、エネルギッシュ。

 

億万長者もいれば、ホームレスもいる。

大きな野望を抱える人がいれば、路上で寝ながらドルを募るような人もたくさんいる。

色々な意味で様々な人種が入り混じった本当にカオスな街です。

そんなアンバランスな場所だからこそ、

何か惹きつけられるパワーを感じるのかもしれません。

 

しかしながら、人種や性別・年齢の敷居がないフラットな反面もあります。

だからといって、敬意がないというわけではなく、人として対等に接してくれる気がします。

というのも、こちらでお世話になっている方たちは沢山いますが、

一度も年齢を聞かれたことがありません。物差しがそこではないのです。

だからこそ本質を磨かなくてはならないのですが、、

私としては、日本での体育会系の縦社会も、心地悪いものとは思いませんが、

生まれ育った場所から離れての生活は、このように様々なことを客観視できる環境でもあります。

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Brooklyn Banks Skatepark

話はさておき、私はそんなNYのストリートを眺めるのが好きです。

電車を使わず、ついつい歩いてしまいます。

最近は暖かくなってきたので、街中が少しずつ盛り上がりを見せてきました。

スケーター達も、冬眠から目が覚めて、活動し始める時期。

街中ではもちろん、寒かった頃は、あまり人がいなかったパークも今は学生でいっぱいです。

 

日本だと大人がスケートをやっているのをよく見かけましたが、

こちらではラリー・クラークやガス・ヴァン・サントの映画を思い浮かべるようなヤング層のスケーターがとても多い。

そして本気。

時にはこんなベイビーまで。

この子達がまた、とてつもなく上手いのだ。

小さい頃から板に触れられるこの環境が、

スケートをスポーツとして、カルチャーとして、深く根付かせているのだろう。

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Pier 62 Skatepark

人種の違う様々な人たちが互いに認め合い、たとえ子供の遊びのようなものであっても、

共通の価値観にまっすぐな姿勢は感慨深い。

その創造的な遊び心が、この街をさらに魅力的に感じさせてくれます。

そんな事で、次回も私が気付く魅力的な文化をお伝え出来ればと思います。

 

豊 由里絵 : 大手アパレルメーカーでPRを経て、2015年に渡米。現在はフォトグラファーとして活動。

次回のNYC COLUMN #2 は、6月中旬を予定。どうぞお楽しみに!!