MAN / CHIEMI SEKI

MAN / CHIEMI SEKI

いい意味で人のことを気にしてない人が多くて、自分にフォーカス出来る場所
ビリオネアもワーキングクラスも一緒に生活している街だから、
行動次第でどうにでもなれる

 

今月の MAN は、NY 発ジュエリーブランド・After Shave Club デザイナーである関千絵美氏。

デザインしているジュエリーは、ミニマルな印象ながら、エレガントでモダン、すべてにエッジが効いているものばかり。エイジングを楽しめるように、メッキ加工はせず、素材そのものの良さを追求している。

以前、After Shave Club と林真理子氏自身のブランドとジュエリーのコラボをしていた関氏。林氏との出会い、彼女の印象を伺いました。

「知人を介して NY で初めて会いしました。すごい背の高い方を想像していたので、びっくり。自然体で笑い方がすごく素敵な人。」

 

元々日本では会社に勤めて、シューズやバッグのデザインをしていた関氏が、なぜ NYへ渡ったのか、また、NYでブランドをスタートさせたそのきっかけはというと、

「東京出身で、どこか他の都市に住む事を想像していなかったのですが、住むなら NYかなと思い立って。最初は1年のつもりだったのですが、あっという間に3年経ちました。」

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「After Shave Club は、2015年の11月にスタートさせました。ジュエリー制作の師匠に出会って。おじいちゃんなのですが、まだやりたいことが山の様にある情熱的な人で、影響受けたと思います。あ、自分でやってみよう、みたいな感じで、決めると早いので思い立ってから半年でスタートしました。他にもNYはミュージシャンやアーティスト、自分で何かを生み出している人と触れ合う機会が多いのと、いくつになってもチャレンジや向上心がある素敵な人に沢山出会ったのがきっかけです。 」

NYで仕事をしていて良かったと思うところは、

「なんですかね?自分のブランドなので全部自分で決められるところかな?あとは新しい コレクションを出す度に LOOK の撮影をするのですが、街中で出会ったかっこいい人をスカウトして撮ったり、そこからまた交流が発展して別の撮影をしたりフットワークの軽い人が多いので話が早いのがいいですね。」

After Shave Club は、NY 以外にも、日本のセレクトショップでもお取り扱いもあります。

「NYでは Studio に来て頂いてパーソナルオーダーを頂いています。ビスポークでエンゲージやマリッジリングなどの制作を中心にしています。日本では年2回の展示会で見て頂き、セレクトショップやブティックで展開して頂いています。 」

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ブランドの展示会と合同で開催している関氏と、スタイリスト高木さんが主宰する、店舗を持たないヴィンテージブティック・Lorimer について。始めたきっかけや、NY のヴィンテージ探しについてのエピソード、NY と日本のヴィンテージの違い、女性のヴィンテージの取り入れ方について、お話しして頂いています。

「Vintage の買付けはパートナーと一緒に。年に 2 回のために半年かけて、ゆっくり集めていけるのが強みですかね。NY 近郊、旅行先等でも探したりします。」

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「Vintage の取り入れ方ですが黒人の女の子とかすごくカッコいい、サイズの選び方と色使いがうまいなあといつも思います。NY の街並は古い建物も多いので全身年代物の vintage でも浮かないですけど日本だとそうは行かないかな。電車の中とかすごく綺麗だし、物事において街にとけ込むって大事な要素だと思います。」

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「流行はこれです、って言うものがないので、みんなが自由に楽しんでいる感じですかね、体型も肌の色もみんな違うので人それぞれ自分のオシャレを楽しんでいると思います。 日本だとなかなか仕事が終わって、一度帰ってから dinner に行くのは、難しいけどNYは狭いので、着替えてから行けるのがすごくいい。金曜の夜とかばっちりキメた女の子を見ているとワクワクしちゃいます。」

そんなヴィンテージにも造詣が深い関さんは、NY でも数あるヴィンテージショップの中では、stella dallas livingによく行くとか。

「ラグとか vintage の生地とかもおいてあって圧巻の量です。行くといつも何か買ってしまう。マネージャーのダニーの接客がいい感じです。」

ここは、関さんに教えてもらってショップにお邪魔しましたが、店内にあるもの全部持って帰りたいと思うほど。ラグやクッション、アンティークのボタンなどがとっても豊富で、 雰囲気も素敵でした!

 

今年の夏に展示会で帰国していた間の過ごし方も。

「ごはんおいしいですよね。NY もおいしいお店沢山あるのですが和食はやっぱり日本で食 べるのが一番ですね。友達と飲みにいったり、家族と過ごしました。」

また、NY での休日というと、お天気ならお散歩をし、ブランチしてのんびりと過ごしているそうです。

「ぶらぶらして疲れたらカフェの外が見える席に座って、人間観察しています。 近所の Variety Coffee が大好きで毎日行きたいんですけど、我慢して週 2 回くらいにして います。ラテが本当美味しくて、働いている人の雰囲気も好きです。みなさんプロフェッショナル。」

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「こっちに来て jazz をよく聞くようになりました。Smalls に聞きに行ったり友達のgigに行ったりします。音楽が本当に身近にあるので、少し時間が空いたから音楽聞きにいこう、と気軽にライブに行く様になりました。」

NYでは秋の訪れとともに、この時期10月のNYではイベントが盛りだくさんなようです。

「建物が好きなのでopenhouse。普段は公開してない公共施設とかの内部に入れたりとか、 人気のところは予約が必要で、見学ツアーも! 今月14日からcurrent affair もあるので毎回行っています。面白いですよ。NY以外の都市からの出店も多いので、素敵なお店はチェックして、旅行で行った時に立ち寄ったり、その時しか出店しない人もいるので、そういうお店を中心に見たりします。来ている人もすごく可愛いひとが多いので参考になります。」

 

3 年間も NY に住む関氏さんにとって NY とは、

「自分にフォーカス出来る場所。 いい意味で、人のこと気にしてない人が多いので、ビリオネアもワーキングクラスも一緒 に生活している街ですから、行動次第でどうにでもなれる街ですかね。」

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