HIGHLINE

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マンハッタン・ハドソンリバー沿いのミートパッキング地区~チェルシー地区を結ぶ

ハイラインが、セントラルパークに次ぐ癒しの場所として話題になっています。

食料などを運んでいた貨物列車の廃墟であった高架橋を改築した空中庭園。

2009年から2015年までのブロック毎による完成で、今では年間約440万人の人々が利用しているそうです。

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元々このエリアは、精肉工場や倉庫があった場所で、

地上の線路での搬送などによって交通量が多くなり、人身事故が増え、高架橋に変えたのですが、

トラックによる輸送が増え始め、使われる機会が減り、廃れていったそうです。

工業用で高架周辺は薄暗く汚い印象、さらに住宅需要の高いマンハッタンの土地柄もあり、

撤去する方向に決まっていきました。

そこで、ただ単純に、この場所の可能性を見出していた近隣に住む2人の若者・Joshua David / Robert Hammmond によって、

保存・再建運動をし、観光客が利用する憩いの場所に変化することになりました。

当時のNY市長も積極的で、私費による寄付もしてくれたそうです。

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”Keep it simple, Keep it wild, Keep it quiet, Keep it slow”

――自然のありのままを残し、静かにゆっくりと変化を楽しむ――

100種類の草木が植えられ、四季折々の景色を楽しむことが出来るこの場所の設計は、

このコンセプトを掲げ、なるべく自然のままの状況を目指しました。

例えば植物に薬は撒かずに、枯れてしまうものはそのまま枯れさせて、環境に順応するものを育てていく。

1466818577618映画館のような階段や、サンデッキやベンチには、線路や貨物車のパーツを再利用したと遊び心も。

トンネルにはコーヒーなどの屋台が並び、それらを持って、フリースペースで休憩することが出来ます。

夜にはライトアップし、昼とは違った光景に。

ハイラインの掲げているコンセプトは、JET NEWYORKのブランドテーマにも共通しています。

Urban Tranquility

――都会の中の自然。手つかずのものでなく、計算されたもの――

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そのハイラインを跨ぐ建物、その名はTHE STANDARD HOTEL。

逆さまになっているサインが印象的。

NYでは、ここハイラインとイーストヴィレッジにあるデザイナーズホテルで、

宙に浮いているようなその外装と、客室はシンプルですが、ホテル内は近代的で、スペ―シーでモダンな造り。

ルーフトップバーもあり、暖かくなると多くの人が集まり、ハドソン川を眺めながら、

思い思いに過ごしています。

ちなみにイーストヴィレッジでは冬季の間、期間限定で屋外にテントが設置され、

ホットワインなどを飲めたりと、冬の寒い中でも楽しめるようになっています。

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最近ではホイットニー美術館も移動し、レンゾ・ピアノが設計した建物や、

周辺の建物は船の帆をイメージしたIACの本社など、パズルや幾何学模様のようなアート建築が並び、

それらを眺めるのも楽しめます。

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今は大寒波真っただ中のNYも、春が来て暖かくなると、

季節の花々と共に、沢山の人がこの場所に溢れることでしょう。

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